スペインの至宝と呼ばれた英雄の引き際 ラウルが現役引退表明

38歳の華麗な21年間のキャリア

 レアル・マドリードのレジェンドで元スペイン代表の至宝、FWラウル・ゴンザレスが今季限りでの現役引退を表明した。現在、米2部に相当する北米サッカーリーグ(NASL)のニューヨーク・コスモスでプレーする38歳のベテランが21年間のキャリアに終止符を打つ決断を下した。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」などが報じている。

「ニューヨーク・コスモスと契約した(昨年の)12月、今季の終わりに自分がどのように感じるのか、そしてプレーを続けるかどうかの判断を下すと言っていたんだ」

 そして、レアル・マドリードで栄光の7番を背負い、主将も務めた男は、ユニホームを脱ぐという選択を下した。

「僕の結論は、今季限りでの引退だ。今は今季をいい形で終わらせ、ニューヨーク・コスモスがNASLでチャンピオンになる手助けをすることに集中している。キャリアの次のステップについては、数カ月以内に決めるよ」

 

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