“キャプ翼級ドライブ弾”は「物理学に挑んだ」と海外騒然 「重力駆使した決定的ゴール」

ベンフィカのDFグリマンド【写真:AP】
ベンフィカのDFグリマンド【写真:AP】

EL16強でベンフィカDFグリマンドが決めた一撃に反響

 ベンフィカのDFアレハンドロ・グリマンドは現地時間14日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のディナモ・ザグレブ(クロアチア)との第2戦で豪快なドライブを決め、ベスト8進出に貢献した。海外メディアはこのスペクタクルな一撃を「物理学の法則に挑んだ」表現している。

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 敵地での第1戦を0-1で落としていたベンフィカは、0-0で迎えた後半26分にFWジョナスがゴールを決め、2戦合計スコア1-1で延長戦に突入。そして延長前半4分にDFフランシスコ・フェレイラが勝ち越しゴールを奪う。さらに同15分、勝敗を決定づけるスーパーゴールが決まった。

 左サイドで浮き球のパスを受けたグリマンドは、マークの寄せの甘さを見逃さず、少ないステップで力強く左足を振り抜いた。シュートの瞬間は山なりの高い軌道となったが、ゴール前で急激な落下を見せてゴール右に突き刺さった。

 この度肝を抜くドライブ弾の動画を、EL公式インスタグラムとツイッターで公開すると、「翼の正真正銘のドライブシュート」「君は大空翼か?」など、世界的人気を誇る日本のサッカー漫画『キャプテン翼』の主人公・大空翼の必殺技ドライブシュートを彷彿させる一撃として話題を呼んでいた。

 また、海外サッカーメディア「BeSoccer」は「グリマンドが重力を駆使する決定的ゴール」と見出しを打って報じ、急激な落下を見せた弾道について「このゴールは物理学の法則に挑んだ」と、常識を覆すようなセンセーショナルな一撃になったことを強調していた。

 2戦合計3-1で逆転突破をつかみ取ったベンフィカは、EL準々決勝で元日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトとの対戦が決定しているが、グリマンドが武器とする“飛び道具”は今後の戦いにおいても大きな鍵となりそうだ。

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