“天才”メッシの芸術的ハットトリックに称賛止まず 「銀河系最高」「完璧な10番」
敵地ベティス戦で“超絶ループ弾”含む3ゴール バルサ公式SNSに称賛コメント並ぶ
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間17日に行われたリーガ・エスパニョーラ第28節ベティス戦でハットトリックを達成し、4-1の大勝に貢献した。チームをリーグ戦5連勝、16戦不敗(13勝3分)に導く圧巻のパフォーマンスに、クラブ公式SNSやファンからは称賛の声が鳴り響いている。
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敵地ベニート・ビジャマリンの観衆も、まさに神を崇めるかのようにメッシへ畏敬の念を示した。1点目は前半18分、ゴール正面やや右の20メートルの位置で得た直接FKの場面でメッシがキッカーを務めると、黄金の左足から放たれた“高速ショット”はゴール左隅へ一直線。ニアサイド側を壁で消し、ファーサイドを警戒していたはずのベティスGKパウ・ロペスですら全く触れられない、パーフェクトな直接FK弾となった。
前半アディショナルタイムには頼れる相棒のウルグアイ代表FWルイス・スアレスの、巧みなヒールパスを受けて相手最終ラインの裏に抜け出し、最後は冷静に左足アウトサイドで追加点をゲット。そして圧巻だったのは、3-1で迎えた後半40分だった。
バルサがCKのこぼれ球をつなぎ、メッシが左サイドのスペイン代表MFイバン・ラキティッチにパスを送ってペナルティーエリア内に侵入。リターンパスを受けたメッシは、ダイレクトでのループシュートを選択すると、ボールはまたも相手GKの手が届かない絶妙な軌道を描き、クロスバーをかすめながらゴールへと吸い込まれた。この一撃が決まった直後、敵地のベティスファンもメッシが見せた圧倒的なパフォーマンスに拍手を送っていた。
これで今季のリーガでは26試合29ゴール。得点ランキングでも首位を独走する活躍に、称賛の声が止まない。バルセロナは公式SNSの試合速報で「なんてパフォーマンスだ!」と綴ると、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「ウィトルウィウス的人体図」をモチーフにしたメッシのコラージュ画像を投稿し、「フットボールの芸術、完璧な10番」との文章を添えた。
この投稿にファンも返信欄で反応。「銀河系最高の選手」「マジシャン」「王のなかの王」「真の芸術だ」「天才!」など数々の称賛の声を挙げていた。今季のバルサでまさに異次元のパフォーマンスを見せるメッシに、誰もがお手上げといった様子だ。