浦和がC大阪に逆転勝利! 新加入FW杉本健勇が古巣相手に決勝PKで移籍後初ゴール
1-1で迎えた後半35分、PKを冷静に沈めてチームを勝利に導く
浦和レッズは17日のリーグ第4節で敵地セレッソ大阪戦に臨み、1-1で迎えた後半37分にFW杉本健勇が古巣相手に決勝PKを決めて2-1で勝利を収めた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
浦和は今季C大阪から加入のFW杉本健勇が公式戦4試合ぶりのスタメンに入り、FW興梠慎三と2トップを組んだ。一方のC大阪は前線に新加入のFW都倉賢を置き、高さを生かした攻撃を目論んだ。
これまでともにリーグ戦で1得点ずつと攻撃に苦しんでいる両者は、この試合でも前半からゴール前に入り込む回数を多くできない流れが続いた。そのなかでC大阪は前半29分に都倉がゴール前でMF丸橋祐介のパスからシュートを放つ決定機を迎えたが枠外。両者無得点のままハーフタイムを迎えた。
後半に入るとC大阪はサイドからの攻撃に機能性を増し、危険なクロスが浦和ゴール前に入る場面が増えた。そのなかでC大阪は同19分、都倉がDF森脇良太に倒されて得た左サイドの角度の狭いところからのフリーキックで、MFソウザがシュート性のボールを供給。そこに都倉が飛び込むと浦和GK西川周作もボールに触れず、そのままファーサイドに吸い込まれてC大阪が先制点を挙げた。
追う立場になった浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督は、後半31分にDF山中亮輔とMFマルティノスを2枚替えでピッチへ。すると山中はそのファーストタッチとなったゴール正面からやや右サイドからのフリーキックで、ゴール前へストレートのボールを入れると、マークを外して飛び込んできた興梠がヘディングシュートを流し込んで同点ゴールを決めた。
さらに後半35分、マルティノスはやや左サイドの位置から縦にドリブル突破を仕掛けると、ペナルティーエリア内で倒されてPK判定。ここで浦和のキッカーはきっかけの欲しい杉本が務めた。C大阪サポーターの大ブーイングの中でのキックはGKキム・ジンヒョンの逆を突いてゴール左に吸い込まれ、古巣相手に浦和加入後の初ゴール。これが決勝点となり、浦和は敵地で2-1の逆転勝利を収めた。