武藤所属のニューカッスル、新指揮官を招聘? ベニテス監督が契約延長の見送りを明言
ベニテス監督がサインせずの契約状況に言及 来季に向け現リヨン監督をリストアップか
今季のニューカッスルはスタートダッシュにこそ失敗したものの、徐々に順位を上げて現在プレミアリーグで13位につける。指揮を執るラファエル・ベニテス監督は「私は契約延長にサインしなかった」と明かし、クラブが積極的に次の監督候補を探している可能性があることを認めた。英紙「デイリー・スター」が報じている。
日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルのベニテス監督は、契約が今季限りで満了を迎える。そんな指揮官は自身の将来をニューカッスルに委ねることを拒否しており、契約延長にも消極的だと伝えられていた。クラブ側としてはベニテス監督が望むならば新しい契約を用意するとしていたが、なかなか話がまとまらないことで状況を整理。新たな監督探しを始め、現リヨンの指揮官であるブルーノ・ジェネシオ監督をリストアップしているとされる。
ベニテス監督はこれまで契約状況について話すことを避けてきたが、今回「私の認識では、今は(ニューカッスルの)監督選びについて話すことができる。その機会がやってきた」と語り、自身の見解を明かしている。
「私は契約延長にサインしなかったので、私の行くチームについてさまざまな話が出るだろう。それが現代のサッカー界だからね。代理人のオファーは止められないし、それは考慮されるべきもの。問題はないし、起こり得ることだ」
かねてからベニテス監督は補強に消極的なクラブに不満を募らせていたとされるが、今回の発言を聞くに今夏の退団の可能性が高まっていることは間違いない。武藤を含めた選手たちの動向に影響を与えることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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