ジダン監督、処遇に注目集まる2人のアタッカーに言及 「頼りにするつもりだ」
ソラーリ体制で出場機会減のイスコ、前回指揮時に不遇のベイルへの信頼を明かす
ジネディーヌ・ジダン監督はレアル・マドリードの指揮官として、10カ月ぶりにレアルのトレーニングピッチに戻ってきた。大不振にあえいだシーズン途中での再就任となったが、スペイン紙「マルカ」によると不遇をかこっていたスペイン代表MFイスコ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルについて注目の発言をしたとスペイン紙「マルカ」が報じている。
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宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”連敗(リーガ・エスパニョーラ、スペイン国王杯)、4連覇を狙ったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でアヤックスに逆転負けと、タイトル獲得のチャンスが大きく遠のいたレアル。これを受けてサンティアゴ・ソラーリ前監督からジダン監督への体制変更がなされた。
その初戦となる現地時間16日のリーガ・エスパニョーラ第28節セルタ戦に向けてトレーニングを開始しているが、気になるのは前線の陣容だ。ソラーリ体制では出番が限られたイスコについて、ジダン監督はこのように表現している。
「イスコはただプレーしたいだけで、それ以外の何物でもない。私はほかの選手と同様、イスコを頼りにするつもりだ。重要なのは選手一人ひとりがこのチームに関与できていると感じさせることだ」
まずはモチベーションを取り戻させることが必要だと話した。また昨シーズンに関係性が芳しくなかったとされるベイルについては、「今季について話すつもりはない」としたものの「(公式戦は)11試合残っているから、彼も頼りにするつもりだ。何度も言っているが、ギャレスはプレーする準備ができている」と戦力の1人として捉えていることを強調した。
とはいえ今回のタイミングでの就任は、来シーズンに向けた選手の見極めがテーマとなるだろう。イスコ、ベイルら処遇が注目されるビッグネームは、ジダン再就任を機にどんなプレーを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)