ジダン監督復帰で放出候補のベイル 代理人がレアル残留主張「キャリアを全うしたい」
「上手く行かなくなった時に改めて話し合う」 指揮官交代が理由の移籍を否定
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルはジネディーヌ・ジダン監督の電撃復帰により移籍が噂される1人だが、選手の代理人を務めるジョナサン・バーネット氏は「彼はレアル・マドリードでキャリアを全うしたい」と語り、残留を強調した。英公共放送「BBC」が報じた。
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昨季終了まで指揮を執ったジダン監督の下でベイル監督は不動のレギュラーという立場ではなく、途中出場ということも少なくなかった。昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝リバプール戦でジダン監督がベイルをスタメンから外し、注目を集めた。その試合でベイルはオーバーヘッドシュートを含む2得点を決める奮闘を見せたが、後に怒りが原動力になったと明かしていたほどだ。
ジダン監督がチームを去り、時を同じくして昨季限りでポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ移籍。ベイルは得点源として期待されながら、今季はここまで公式戦34試合(スタメン24試合)で13得点。怪我もあってフル稼働とはいかない状況が続いている。ジダン監督の電撃復帰後にはメディアでも頻繁に放出候補としてその名が上がったほどだ。
しかし、ベイルの代理人であるバーネット氏はレアル残留について聞かれると、「イエス。当然だ。彼はレアル・マドリードでキャリアを全うしたがっている」と語り、残留が第一であることを強調した。「もしそれが上手く行かなくなった時に改めて話し合うよ」と、ジダン監督の復帰が引き金となった移籍はないとも話した。
カリスマ指揮官の帰還はベイルにとって吉と出るか、それとも凶と出るか。今後の動向に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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