浦和監督が比較、日本とACLの“アウェーの違い” 「行く国によって扱いは全く違う」

環境面での不利を跳ね返し、勝ち点1を持ち帰った意味

 Jリーグの記者席には、しばしば「アウェークラブ用」というマークがされた席を見かける。そこでクラブスタッフが試合を見て、ハーフタイムなどに状況を伝える場面に出くわす。しかし、今回の北京遠征ではそれが許されなかったと話した。こうしたところにも、“アウェーの洗礼”を浴びせられるのが国際試合だと言えるのだろう。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 こうしたことの、どちらが正しいという答えを簡単に出せるものではないが、少なくともJリーグのアウェーとACLのアウェーはすべてが違うということは伝わる。ことさらに、「ACLではアウェーで勝ち点1を持ち帰るのが大切」という言葉が選手たちから発せられるのも、長距離移動などの厳しさだけでなく、こうした環境面での不利も跳ね返す必要があるからだろう。

 浦和にとってみれば、その厳しい北京遠征で持ち帰った勝ち点1は、ピッチ上の苦しい内容を補って余りあるものだったと言えるはずだ。

[ftp_del]
>>【PR】海外サッカー通のFC東京DF太田宏介 “見てもらえる”喜びと「DAZN活用法」
[/ftp_del]

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング