シティMFギュンドアン、移籍の可能性示唆 「新しいチャンレンジには常にオープン」
グアルディオラ監督は契約延長を希望も最終的にはギュンドアンの意思を尊重すると表明
マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、現行契約が2020年6月までとなっている。ペップ・グアルディオラ監督は契約延長を促しているが、本人の心はまだ決まっていないようだ。英紙「デイリー・メール」が伝えている。
2011年にドルトムントに加入したギュンドアンは、加入1年目の2011-12シーズンにブンデスリーガ優勝とDFBポカール優勝の二冠を味わうなど5年を過ごし、16年夏にシティへ移籍。当時結んだ4年契約は、来季限りで満了となる。
ギュンドアンは「まだ何も決断していない。そうでなければ、もうサインしているだろう」と語り、次のように続けた。
「まだ話し合いの最中にあるが、あまりプレッシャーは感じていない。シーズン終了後にまた話し合う。今の僕の一番の目標は、4つすべての大会を獲りに行くことだ。ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)の下でプレーするのが、今は最も大事だ。そして、いつかは決断をしなくてはならない」
シティから契約延長のオファーを受けているギュンドアンだが、他の国での新たなチャレンジも選択肢にはある様子だ。
「これは自分自身で決めなければならないこと。次の契約で、おそらく僕がキャリアをどこで終えるのかが決まる。一人ひとり異なる感情があるが、きっと誰もが心の中に新しいことに挑戦したい気持ちがあると思う。僕は常にチャレンジにはオープンだ」
英紙「デイリー・ミラー」は先日、グアルディオラ監督のギュンドアンに関するコメントを報道。指揮官はギュンドアンと新たに契約を結びたいと望んでいることを明かしつつ、「私は彼に残ってほしいと思っているが、彼にもここに残りたいと思ってほしい。もし残りたくないのなら、去らなければならない。だが、前にも言ったように、彼が残りたいと思うなら、我々は話し合いをして契約をすることができる」と話していた。
グアルディオラ監督が残留を希望するギュンドアンが、今季終了後にどのような決断を下すのか、注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)