無冠濃厚のレアル、“伝説の英雄”が救世主に名乗り 「いつだって監督就任に前向きだ」
1980年代の5連覇に貢献したレジェンドFWサンチェス、古巣の監督就任に前向き
レアル・マドリードは現地時間2月27日から3月5日にかけて、本拠地でバルセロナとアヤックスを相手に公式戦3連敗を喫し、スペイン国王杯とUEFAチャンピオンズリーグで敗退、リーガ・エスパニョーラでは首位バルサとの勝ち点差が二桁になるなど、今季のタイトル獲得が絶望的となった。この危機的状況を受けて、フロレンティーノ・ペレス会長はサンティアゴ・ソラーリ監督を解任し、新しい監督を迎え入れようと動き出していると報じられている。その動きに、一人のクラブレジェンドが反応を示した。米スポーツ専門局「ESPN」の番組に出演した元メキシコ代表FWウーゴ・サンチェス氏は、「いつだって監督就任には前向きだ」と発言した。
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ウーゴ・サンチェス氏は1985年から7年間レアルに在籍し、リーガ得点王に4度輝いたストライカー。85-86シーズンからのリーグ5連覇に大きく貢献したレジェンドであり、指導者としてもメキシコ代表やパチューカを率いた経験があり、2008-09シーズンにはアルメリアを率いてリーガ・エスパニョーラを指揮した経験も持ち合わせている。そんなウーゴ・サンチェス氏が「ESPN」の番組に出演し、報道が過熱しているレアルの監督人事について解決策を提示した。
「私はいつだって監督就任に対して前向きに家で待っていたよ。フロレンティーノ・ペレスは代理人を介さなくても直接知っている。彼が決断した時、貢献し協力するため最善の役職に就く」
また、アルゼンチン紙「El Intransigente」も、同様にウーゴ・サンチェスのコメントを紹介。「レアル・マドリードから電話があっても詐欺だとは思わない」と、クラブからの連絡を心待ちにしているようだ。さらに、「疑っている人もいるが、私にはトレーニングする準備ができている」と、古巣の危機的状況を救えると自信をうかがわせていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)