違約金500億円でも獲得に動く? 失意のPSG、再びコウチーニョ獲りを計画か
悲願のCL制覇に向けて大型補強へ…しかしFFP抵触の可能性も
パリ・サンジェルマン(PSG)は今シーズンこそUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目論んだが、マンチェスター・ユナイテッドに逆転負けを喫して3シーズン連続のベスト16敗退に終わった。これを受け、またも豊富な資金力をバックに大型補強に動くのか注目が集まるが、今回のターゲットは再びバルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの模様だ。
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スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が、フランスのラジオ局「ラジオ・モンテカルロ」が伝えた情報として紹介している。リーグ・アンでは2位リールと勝ち点17差で首位を独走しているPSGだが、CL1回戦のユナイテッド戦では敵地での第1戦に2-0と勝利しながら、ホームで1-3の完敗を喫した。
欧州制覇が大命題となっているチームにとっては屈辱以外の何物でもないが、さらなる補強に動く可能性があり、コウチーニョに対して熱視線を向けているという。昨夏にもPSGはコウチーニョ獲得を目論み、2億7000万ユーロ(約338億円)という史上最高額を提示。しかし、コウチーニョは当時1億2000万ユーロ(約150億円)の移籍金でリバプールからバルサに来て半年後だったこともあり、実現はしなかった。
今回の再オファーの背景にあるのは、今冬の移籍市場でのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの争奪戦にある。バルサとPSGが争う形となったが、最終的にデ・ヨング獲得に成功したのはバルサだった。PSGとしては、その意趣返しといった部分もあるだろう。
コウチーニョは現在バルサで適正ポジションが見つからず、フランス代表FWウスマン・デンベレらとのポジション争いを強いられている。出番を求めるために新天地を模索する可能性も否定できない一方で、バルサが設定した違約金は4億ユーロ(約500億円)だ。もしPSGが獲得に動けばファイナンシャル・フェアプレー(FFP)にも抵触する可能性があるが、この動きは果たして現実のものとなるのか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)