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名将ベンゲルに“FIFA行き”の可能性 役職は「スペシャルアドバイザー」と仏紙報道
テクノロジーの変革やルール変更など、統括的な役割をオファーか
かつて名古屋グランパスの監督を務め、長年在籍したアーセナルの監督を昨夏に退任したアーセン・ベンゲル氏には、パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツディレクター就任などの噂が上がっていたが、ここに来てFIFA(国際サッカー連盟)の役職に就く可能性が浮上した。仏紙「ル・パリジャン」が報じている。
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PSGは1月の移籍市場でアヤックスのオランダ代表MFフレンキー・デヨング(今夏バルセロナへ移籍内定)の獲得に失敗。さらにフランス代表MFアドリアン・ラビオの契約問題を巡ってトーマス・トゥヘル監督と意見の相違があることから、スポーツディレクターを務めるアンテロ・エンリケ氏の後任として、ベンゲル氏に白羽の矢を立てたと言われていた。
しかし、PSGの会長であるアル・ケライフィ氏がベンゲル氏との良好な関係を認めつつも、エンリケ氏への信頼を表明。ベンゲル氏の動向には引き続き注目が集まっていた。
「ル・パリジャン」によれば、ベンゲル氏がFIFAからオファーを受けているのはジャンニ・インファンティーノ会長の「スペシャルアドバイザー」としてのポスト。就任すればテクノロジーの変革やルールの変更、問題の仲裁などを担当することになると言われているが、オファーに対する明確な返答は保留しているとのこと。69歳の伝説的フランス人指揮官は、どんな選択をするのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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