チェルシーが“ジダン監督争奪戦”に参戦か 「契約締結に近付いている」と英紙報道
レアル、ユベントスが招聘を画策するなか、チェルシーの懸念は補強禁止処分の影響か
レアル・マドリードを率いて前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成したジネディーヌ・ジダン氏は、現在フリーとなっている。そんななか、マウリツィオ・サッリ監督の去就問題で揺れるチェルシーが次期監督として招聘に動いているようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。
2017-18シーズンを最後に現場から退いているジダン氏。その手腕は依然として非常に高い評価を得ており、古巣レアルとイタリア王者ユベントスが招聘を画策していると言われている。いずれも現役時代に所属したチームで、チェルシーは苦戦が予想されるものの、記事によると「契約締結に向けて近付いている」という。
今季からサッリ監督が指揮を執るチェルシーは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では決勝トーナメント1回戦の第1戦でディナモ・キエフに3-0の勝利を収めているものの、ここまでリーグ戦6位と苦戦。FAカップは5回戦敗退、リーグカップ決勝ではマンチェスター・シティに敗れるなど、思うような成績を残せていない。
もっとも、チェルシー監督就任には障壁もある。古巣2クラブとの競合に加え、チェルシーは外国人選手に関する規則違反により、今夏と来冬の移籍市場で選手を獲得できない。現在チェルシーは控訴しているため、処分が一時凍結される可能性もあるが、「自由な編成を望むジダンにとって障害となり得る」と「ザ・サン」紙は指摘。今夏のジダン招聘は実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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