崩壊レアル、ホーム4失点惨敗でCL16強敗退 負傷者続出に現地紙も“危機的状況”と悲嘆
アヤックスに本拠地で1-4、2戦合計3-5で4連覇の夢潰える
レアル・マドリードのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)4連覇の夢があっけなく消滅した。決勝トーナメント1回戦、本拠地サンチャゴ・ベルナベウで行われたアヤックスとの第2戦で1-4の惨敗。2戦合計スコア3-5でまさかの敗退となった。
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敵地での第1戦に2-1で勝利しているものの、レアルはスペイン国王杯とリーガ・エスパニョーラで宿敵バルセロナとの“エル・クラシコ”に連敗し、厳しい状況でアヤックス戦を迎えた。キャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが出場停止、クラブ内で浮いた存在となりつつあるウェールズ代表FWギャレス・ベイルがベンチに座るなか、序盤からマドリディスタにとって信じられない展開が続く。
前半7分、アヤックスは右サイド高い位置でボールを奪うと、そのままショートカウンターを発動。最後はMFハキム・ジエクが流し込んで先制ゴールをゲットした。ただしこの時点で合計スコアは2-2ながら、アウェーゴール差でレアルはリードしており、落ち着いて戦えばいいはずだった。
しかし同18分、再びゴールネットを揺らしたのはアヤックス。MFドゥシャン・タディッチが鮮やかなルーレットからスルーパスを送ると、反応したFWダビド・ネレスが流し込んで2点目。この時点でアヤックスがリードを奪い、レアルは2点が必要となってしまったのだ。
レアルはチャンスを作るが決めきれないなかで、後半17分に判定も味方しない。鮮やかなカウンターからタディッチにゴールを許した直前の場面で、アヤックスの選手がスライディングで拾ったボールがサイドラインを割っていたのではないか、とVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が使用されたものの判定は覆らず、これで合計スコアは2-4。勝ち抜けに3ゴールが必要になってしまった。