モドリッチ、C・ロナウド退団後の難しさを吐露 「彼の代役探しはほぼ不可能」
波に乗れないレアル、リーガでは26試合終了時で43得点と例年を大きく下回る
レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、昨夏に退団したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の穴を埋めるのは「ほぼ不可能」と述べた。UAE紙「ザ・ナショナル」が報じている。
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レアルの絶対的エースだったロナウドが昨夏にイタリア王者ユベントスへ移籍して以降、思うような成績を残せていない。先週には宿敵バルセロナとの本拠地での“エル・クラシコ2連戦”に0-3、0-1と連敗。その結果、スペイン国王杯は準決勝敗退となり、リーガ・エスパニョーラでは首位バルサに勝ち点12差の3位となっている。
そうしたなか、今季苦戦している最大の要因と言えるのがゴール前での決定力不足だ。ここまでのリーグ戦26試合で43ゴール。同紙によれば、ロナウドが在籍していた9シーズンでは、同じ26試合終了時点での平均ゴール数は「70」だった。
今季のレアルは18歳のブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオール、買い戻す形でドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスを迎え入れたが、再三にわたり獲得が噂されたパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペやブラジル代表FWネイマールのような、ロナウドの穴埋め役になれるようなビッグネームは補強しなかった。
2018年のバロンドール(欧州年間最優秀選手)を受賞したレアルの司令塔モドリッチは、クラブ歴代最多得点者であるロナウドの不在がチームに大きな影響を与えていると認めている。