J1神戸の“バルサ化”に米メディアも着目 “ブスケッツ2世”は「イニエスタと再会予定」
サンペールはバルサとの契約を解消し、神戸と「4年契約を結ぶ予定」と米報道
ヴィッセル神戸は元スペイン代表FWダビド・ビジャの日本公式戦初ゴールによって、2日のJ1リーグ第2節サガン鳥栖戦(1-0)で今季初勝利を得た。それとともに大きな話題となったのが、かつてスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツの“後継者”とも言われた、バルセロナのスペイン人MFセルジ・サンペール加入の噂だ。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」も特集。サンペールの現況について紹介している。
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記事では、「サンペールは不幸にも(昨年)10月に負傷した。トップチームでの立ち位置を確立するチャンスを戦ったが、バルサとの契約を取り消し、4年契約を結ぶ予定だ」と説明するとともに、神戸で元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタらと再びプレーすることについて触れている。
「フアン・マヌエル・リージョは、バルサ所属で絶妙なタッチと優れた主役候補のフットボール選手を迎え入れ、カンプ・ノウで最大の人物の1人であるアンドレス・イニエスタと再会する予定だ。極東でシーズンが始まったばかりの日本サッカーのクラブだ」
またバルサの下部組織に所属していた頃、当時アーセン・ベンゲル監督が率いていたアーセナルからの誘いを受けたことなど、10代にして有望選手だったことを紹介。しかしその一方で、グラナダにレンタル移籍するなど、トップチーム昇格後は決して順風満帆ではなかったことにも触れている。
「バルベルデはドレッシングルームの扉を彼に開いたが、サンペールに対して“自身の家”だという自信を与えられることは決してなかった。指揮官はカップ戦で彼に対して数分の出番を与えるだけだったからだ。そこで怪我もあり、1月から彼は招集リストに自分自身の名前を見ることはなかった」
この状況を踏まえて、サンペールは日本行きを決意したのでは、と分析している。ビジャ、イニエスタ、そして元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキはワールドクラスながら30代での来日となった。今回のサンペールは24歳。それを踏まえれば“バルサ化”を推し進める神戸の本気度が世界中に知れ渡ったきっかけとなりうる。
(FOOTBALL ZONE編集部)