「世界で最も過小評価されている1人」 名将モウリーニョが称えたバルサのキーマンは?
ラキティッチの高い技術だけでなく、守備やメッシへの献身的なサポートを評価
バルセロナは国王杯(コパ・デル・レイ)、リーガ・エスパニョーラ第26節と連戦で行われた「エル・クラシコ」で宿敵レアル・マドリード相手に連勝を飾った。2年連続の国内2冠に向けて大きすぎる勝利となったが、かつてレアルを率いた経験のあるジョゼ・モウリーニョ監督がある選手を「世界で最も過小評価されている」と絶賛している。その選手の名とは――。
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衛星放送「ビーイン・スポーツ」に出演したモウリーニョ氏。現地時間2日に行われたリーガ第26節、1-0でバルサが勝利した試合について「どのシーズンに比べてもはるかにソリッドだった。彼らはどう守り、連係するかを知り尽くしていた」と話し、“バルサらしからぬ勝利”をこう話した。
「彼らは慣れ親しんだ美しいフットボールをしなかったにもかかわらず、勝利を収めた。そしてそれはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝や準決勝を戦ううえでカギとなるチャレンジだ」
手堅い展開で勝ちきったところにバルサの変化を感じているのだろう。また今回称えたのは毎試合のように主役となるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらではなく、この日決勝点を挙げたクロアチア代表MFイバン・ラキティッチだ。
「彼は世界中で最も過小評価されている選手の1人だ。すべてのレベルについてファンタスティックなものを持っている。彼は守備もするし、メッシのサポートもする。走り切り、ボールを足で触れる際には繊細なものを持っている」
モウリーニョ氏はマンチェスター・ユナイテッド時代に確執のあったフランス代表MFポール・ポグバを引き合いに出してか、「彼は自分のインスタグラムやSNSをもっと改善しないといけないね。これは今や最も大事なことだからね」と冗談めかしつつ、ラキティッチ自身の発信力を上げるべきではと話している。何はともあれ、攻守両面に幅広く貢献できるラキティッチは、モウリーニョ氏のお眼鏡にかなっているのだろう。
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