香川初先発のベジクタシュ、ダービー戦で両軍入り乱れる乱闘寸前の一触即発騒動が勃発

因縁のダービー戦で、両軍の選手が入り乱れる乱闘寸前の騒動が起きた(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
因縁のダービー戦で、両軍の選手が入り乱れる乱闘寸前の騒動が起きた(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

トップ下の香川は1アシストの活躍も… フェネルバフチェ戦後半に3失点でドロー

 MF香川真司が所属するトルコ1部ベジクタシュは現地時間25日、リーグ第23節でフェネルバフチェとのイスタンブール・ダービーに臨み、3-3ドローに終った。移籍後初スタメンを飾った香川はトップ下に入り、1アシストをマークするなど存在感を示し、後半40分に途中交代。そのなかで後半14分に両軍の選手が入り乱れる乱闘寸前の騒動が起きた。

 前半はベジクタシュが主導権を握り、10分に敵陣右サイドでFKを獲得。キッカーを務めた香川のクロスをクロアチア代表DFドマゴイ・ヴィダが折り返し、最後はトルコ代表DFギョクハン・ギョニュルが流し込んで先制点を奪った。前半18分にはトルコ代表FWブラク・ユルマズがPKを沈めて2-0とリードを広げ、前半終了間際には香川の絶妙なスルーパスからユルマズが抜け出して追加点を奪った。

 後半10分に1点を返されたなか、騒動は同14分に勃発。ベジクタシュが攻め込まれたなか、左サイドで相手にスローインを与えた。フェネルバフチェのモロッコ代表MFナビル・ディラルが素早くリスタートしようとライン際に駆け寄るも、こぼれ球を拾ったベジクタシュの控えの選手がボールを渡さずにいると、ディラルが感情を露わにして体当たり。これを機に両軍の選手が一気に集まって揉み合いに発展した。これによりディラルとベジクタシュの控え組だったMFネジプ・ウイサルがともにイエローカードを受けている。

 一触即発の状況で乱闘寸前の緊迫した空気が流れ、会場も騒然とした雰囲気に包まれたが、数人の選手たちが間に割って入り鎮静化。スポーツ専門局「ESPN」のスペイン語版は「白熱のダービー! ディラルはボールを隠されたのが嫌だった」と記して、発端となったワンシーンを伝えている。

 試合は騒動直後にフェネルバフチェの2点目が生まれて1点差となると、続く同22分にもベジクタシュが被弾し、3-3の痛み分けに終った。

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