「浅野は監督の“構想”内に戻ってきた」 アーセナル“9人のローン選手”を英メディア特集

ハノーファーへ期限付き移籍している浅野【写真:Getty Images】
ハノーファーへ期限付き移籍している浅野【写真:Getty Images】

ハノーファーへレンタル中の日本代表FW浅野拓磨の動向を注視

 アーセナルはウナイ・エメリ監督となって1年目のシーズンで、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内争いに食い込むなど、アーセン・ベンゲル前監督からの体制変更後も強豪としての地位を保っている。そんなアーセナルは現在9選手を期限付き移籍で他クラブに所属させているが、英メディア「football.london」では「アーセナルの9人のローンスターの現在地」を紹介。そのなかにはハノーファー所属のFW浅野拓磨も取り上げられている。

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 この記事では、2014-15シーズンにリーグ戦23試合に出場したDFカラム・チェンバース(現フルハム)のような若手の頃からアーセナルに所属した選手から、コロンビア代表で長年にわたって正守護神を務めたGKダビド・オスピナ(現ナポリ)といった実績ある選手まで多岐にわたるが、加入1年目でハノーファーへ期限付き移籍している浅野については、このように現況を紹介している。

「タクマ・アサノは今シーズン、良いスタートを切ったが、ハノーファーにおけるチャンスは控えめに言っても非常に限られている。日本人アタッカーは公式戦初出場でゴールを奪ったものの、それ以来、得点から見放されている。そして序盤の4試合で先発出場後は、9月以降はわずか3回のスタメン出場にとどまっている」

 このようにブンデスリーガで出場機会に恵まれていないことを明確にしている。その一方でシーズン後半戦に入り、状況が好転しつつあることにも触れている。

「先発した試合のうちの一つが、2月1日のRBライプツィヒ戦だ。アサノは、続く週末に行われた(16日の)ホッフェンハイム戦ではハーフタイム明けに途中出場している。これはトーマス・ドル監督の“構想”の中に24歳が戻ってきたことを示唆している。全公式戦を通じて13試合に出場したが、ここまでのゴールはドイツカップのカールスルーエ戦での1点のみとなっている」

 苦しい前半戦を過ごした浅野だが、チャンスが徐々に巡ってきている。それに明確な結果で応えられるか否か。ハノーファーだけでなく、アーセナル陣営も注目する終盤戦となりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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