浦和監督「Jリーグにとって健全」 日本の若手選手の相次ぐ欧州移籍に持論

浦和レッズのオリヴェイラ監督【写真:Noriko NAGANO】
浦和レッズのオリヴェイラ監督【写真:Noriko NAGANO】

オリヴェイラ監督が語る欧州進出の意義 「槙野のように戻ってくる選手がいる」

 浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督は、14日に東京都内で開催された2019Jリーグキックオフカンファレンスに出席。鹿島アントラーズでリーグ3連覇などの実績を残し、昨季途中から再びJリーグで指揮を執った名将は、日本人選手が若くして欧州に渡る近年のJリーグを逆の視点も提示して、「リーグとして健全である」との考えを示した。

 オリヴェイラ監督は2007年から11年まで鹿島を率いて、多くのタイトルを獲得した。そして昨年4月、約7年ぶりにJリーグへ戻り浦和の監督に就任。鹿島監督時代のJリーグで欧州に渡るのはトップクラスの数名という趣だったが、今や多くの選手が若くして海を渡っている。浦和では、昨季の途中で日本代表MF遠藤航がベルギーのシント=トロイデンへ移籍した。そうした変化についてオリヴェイラ監督は、「本音を言えば遠藤にはいて欲しかった」と冗談も交えながら、その意味をこう語っている。

「逆に言えば、槙野(智章)のように戻ってくる選手がいる。全体を見ても、経験を積んでJリーグに戻る選手が増えていると言えるだろう。例えば、遠藤が移籍したことでチャンスを得た選手がいる。海外から戻る選手を含めた行き来があることは、Jリーグにとって健全なものだと言えるはずだ」

 日本を熟知する指揮官は、その変化についてこう語っている。そのことによるリーグ全体のレベルダウンも懸念材料の一つとされるが、7年の時を経て感じたJリーグの印象は「レベルが非常に上がっている」というもの。そして「競争力が高まり、対戦表を見ても必ず勝てるチームを見つけられるリーグではなくなった」と、リーグ全体が拮抗していることだと話す。

 そのなかでオリヴェイラ監督が話すJリーグの特徴は、「ホームアドバンテージが最も少ないリーグかもしれない」というもの。それについてはネガティブな意味ではなく、「両チームがしっかり戦い、結果を残そうとする結果であるからこそ、リーグの信頼度が高いと言える」と、Jリーグの長所になっているとの言葉を残した。

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