2得点のレバンドフスキとデッドヒート

　しかし、チームはその後も失点を重ね、1-5と完敗を喫した。オーバメヤンはブンデスリーガの歴史に再びその名を刻んだが、そのゴールは試合の展開を一変させるほどの力はなかった。それでも、惨敗となったドルトムントにはオーバの愛称で知られるストライカーの一撃が唯一の明るい材料となった。
　また、2014年6月までドルトムントに所属したかつての同僚で、現在は宿敵バイエルンのエースを務めるFWロベルト・レバンドフスキはこの試合で2得点を決め、12得点で得点ランクトップに立つ。ブンデスリーガ公式サイトによれば、第8節終了時点で、2人の選手が二桁得点を挙げているのはブンデスリーガ史上初の快挙。首位バイエルンと2位ドルトムントの勝ち点差は7と広がったが、ゴールラッシュを続ける2人のストライカーによる得点王争いは、今後もデットヒートが続いていきそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images