レアルFWベイル、ジダン前監督との“ビジネスライク”な関係告白 「最良の友人では…」

レアルFWベイル(左)、ジダン元監督(右)【写真:Getty Images】
レアルFWベイル(左)、ジダン元監督(右)【写真:Getty Images】

CL3連覇のなかでも微妙な関係…ジダン監督と最後の話したのはCL決勝の試合中

 レアル・マドリードは2月12日から決勝トーナメントが始まるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)4連覇という前人未到のミッションに挑むことになる。覇権防衛のために活躍が不可欠なのはウェールズ代表FWギャレス・ベイルだが、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」の取材で、昨季まで率いたジネディーヌ・ジダン元監督との関係性は“ビジネスライク”だったと話している。

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 リバプールと戦った昨季CL決勝でベイルはその潜在能力を遺憾なく発揮した。後半から途中出場したベイルは、抜群の跳躍力を生かしたオーバーヘッドキックなどで2ゴール。見事この日のMVPに輝き、CL3連覇に大きく貢献した。

「僕は何度もゴールを目にしてきたけど、何かを証明してきたとは思っていなかった。だからこそ、自分とチームのために成し遂げたかったんだ。ファイナルでプレーするなら、トロフィーを持ち帰りたいと思うよね。それが最後の30分間まで待つとしたら、それを受け入れる」

 ベイルはこのように回想した。怪我がちということもあってフル稼働できないなか、大一番でようやく力を発揮できたことを誇った。それとともに、興味深いのは昨季までレアル内で“兄貴分”として慕われたジダン元監督との関係性だ。

「彼は(退団について)僕に対して話してなかったんだ。そして僕はそれ以来、彼とは話してないんだよ。もちろんお互いの関係は良かったよ。ただし、それは普通の“プロフェッショナルな関係性”のうえで成り立っていたもので、最良の友人関係だったというわけではないよ」

 実際、ベイルがジダン元監督と会話を持ったのはCL決勝の試合中が最後だったのだという。一枚岩になっていたように見えたレアルだが、3連覇を目指す過程にあっては微妙な心の機微があったようだ。それ以上の偉業を目指す今季、ベイルら主力メンバーは再びまとまりを見せ、ビッグイヤーをまたしても掲げることはできるか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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