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「ソン・フンミンはパク・チソンと違う」 アジア杯8強敗退の韓国エースに米メディア言及
韓国はカタールに敗戦 “アジア最大のビッグスター”ソン・フンミンは無得点で大会終了
韓国代表は25日、アジアカップ準々決勝でFIFAランキング93位のカタールに0-1で敗れ、15年ぶりにベスト8で姿を消した。1960年大会以来となるアジア王者の夢が潰え、母国メディアも落胆の報道が相次いでいるが、その反響は海外にまで拡大。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は「ソン・フンミンはパク・チソンとは違う」と韓国の英雄を引き合いに出し、現エースのFWソン・フンミン(トットナム)について言及している。
FIFAランキング53位の韓国は、グループリーグ初戦でフィリピン(同116位)に1-0で辛勝。続くキルギス(同91位)にも1-0で勝利したとはいえ、苦戦を強いられた。中国(同76位)を2-0で下してC組1位通過を果たしたが、決勝トーナメント1回戦ではバーレーン(同113位)に延長戦に持ち込まれ、辛くも2-1で勝利。しかし、8強カタール(同93位)戦は相手の強烈なミドル弾で先制を許すと、頼みのソン・フンミンやFWファン・ウイジョ(ガンバ)も不発に終わり、0-1で15年ぶりにベスト8敗退の屈辱を味わった。
ソン・フンミンは1月13日のプレミアリーグ第22節マンチェスター・ユナイテッド戦(0-1)にフル出場後、14日に合流。休息はわずか1日で、16日のグループリーグ第3戦中国戦にトップ下として今大会に初出場し、22日の16強バーレーン戦、25日の8強カタール戦とスタメンを張ったが、ハードな日程と相手の厳しいマークに苦しみ、ノーゴールで今大会を去ることになった。
エースのソン・フンミンは試合後、「失望させて申し訳ない」と謝罪したが、韓国メディアは「アブダビの悲劇」「勝つ資格がなかった」「虚像が繰り返された」と辛辣な表現でベスト8敗退のショックを伝えた。一方、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」も韓国の敗退を大きく取り上げている。
「ソン・フンミンの存在も批判を引き起こした。彼はアジア最大のビッグスターだ。厳しいマークにさらされ、特にバーレーン戦は彼に時間やスペースがなかった。“束縛”の下でプレーするのは楽しくない」