「プレミア優勝には程遠い」 マンU守護神デ・ヘア、新体制破竹の8連勝も慢心ゼロ
スールシャール暫定監督就任で連勝街道中、「CL出場権を取りたい」と現実目標を設定
マンチェスター・ユナイテッドはオレ・グンナー・スールシャール暫定監督の就任から無傷の8連勝と立て直しに成功している。しかし、守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは現状には「満足できていない」と語った。「プレミアリーグ優勝は不可能」と冷静に現実を見つめているが、伝統あるクラブにはさらなる勝利が必要だと強調した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
成績不振からジョゼ・モウリーニョ前監督を解任し、クラブOBのスールシャール暫定監督に再建を託したユナイテッド。怒涛の8連勝で息を吹き替えしたが、プレミアリーグではいまだ6位。優勝争いはおろか、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏外に位置している。
調子を取り戻しただけで満足できないと語るのがデ・ヘアだ。チームの守備を最後方から支える守護神は次のように語っている。
「素晴らしい結果が続いていることは確かだけど、僕らはまだチャンピオンズリーグ出場圏外だし、プレミアリーグ優勝には程遠いところにいる。勝利はハッピーだけど、全体的にはまったく満足できていないよ」
首位リバプールとの差はすでに16と大きく開いている。デ・ヘアは「できればCL出場権を取りたい」とトップ4入りと現実的な目標として定めている。「プレミアリーグ優勝は不可能」と今季のプレミア制覇は絶望的な状況だと理解したうえで、「最後まで戦い続ける。今の状態を維持できれば試合に勝てるはずだ」と戦い抜く意志を示した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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