DF吉田麻也、ゴール無効で“幻のパフォーマンス” ベンチと歓喜の不思議ポーズは…
ベトナム戦の前半24分、CKからゴールを決めてチームメートと歓喜も…
日本は24日のアジアカップ準々決勝ベトナム戦で1-0と勝利し、28日の準決勝イラン戦へと駒を進めた。DF吉田麻也(サウサンプトン)は先制のヘディング弾を叩き込み、ベンチメンバーらと一緒に“不思議ポーズ”で歓喜するも、直後にビデオ判定で取り消し。そのゴールパフォーマンスは幻に終わっている。
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今大会では準々決勝からVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のビデオ判定が導入され、早速その場面が訪れた。前半24分、MF柴崎岳(ヘタフェ)の左コーナーキックからキャプテンの吉田がヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。喜びを爆発させた吉田は、両手を頭の前に出すと角のように人差し指を立ててベンチに走り、チームメートも同じポーズで反応。謎のポーズがその場に広がった。
これは16強サウジアラビア戦で柴崎の左コーナーキックからDF冨安健洋(シント=トロイデン)がゴールを決めた直後、喜ぶ冨安の傍で吉田が見せていた不思議なポーズだ。DF槙野智章(浦和レッズ)がインスタグラム上でイジり、吉田も反応していた。チーム内で密かに浸透していたようで、ゴール直後にそのポーズで吉田を祝福している。
歓喜直後にVARが適用され、吉田のハンドという判定が下されたためゴールは惜しくも取り消された。試合は後半にMF堂安律(フローニンゲン)が倒されたプレーがVARでPKと判定され、これを堂安が決めて1-0と勝利を手繰り寄せている。吉田のパフォーマンスは幻に終わったが、チームの良い雰囲気を感じさせるワンシーンと言えそうだ。