【VAR検証】吉田の“先制弾ハンド”、堂安の“時間差PK” 二度のビデオ判定…正否は?

VARでゴールを取り消されたDF吉田(左)、VARで獲得したPKを自ら沈めたMF堂安(右)【写真:Yukihito Taguchi & AP】
VARでゴールを取り消されたDF吉田(左)、VARで獲得したPKを自ら沈めたMF堂安(右)【写真:Yukihito Taguchi & AP】

アジア杯8強ベトナム戦、二度のビデオ判定は正しかったのか 大会公式映像から探る

 日本は24日のアジアカップ準々決勝ベトナム戦で1-0と勝利した。準々決勝からVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のビデオ判定が導入され、この試合でも二度VARが適用されて、日本のゴールが取り消された一方、時間差で日本にPKが与えられている。果たしてその判定は正しかったのか、大会公式が公開した映像から正否を探る。

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 序盤からボールを保持する日本が主導権を握った一方、ベトナムもカウンターで反撃。そのなかで迎えた前半24分、MF柴崎岳(ヘタフェ)の左コーナーキックからキャプテンのDF吉田麻也(サウサンプトン)が合わせてゴールネットを揺らした。ベトナムボールでキックオフとなる直前、主審がおもむろに四角を作るようなジェスチャーを見せてVAR判定に入り、吉田にハンドがあったとしてゴールは取り消された。

 0-0のまま迎えた後半8分、MF堂安律(フローニンゲン)がペナルティーエリア内で相手に倒されてPKを主張も、主審はノーファウル判定。そのままプレーが続行されたなか、日本の攻撃が相手ゴールラインを割って流れが途絶える。ここでベトナム側が選手を交代し、キックオフとなる直後に主審が再びVARのジェスチャーを見せ、堂安が倒されたとして突如PK判定に覆った。このPKを堂安が沈め、日本が1-0と勝利している。

 この試合で見られた二度のVAR判定に会場は騒然となったが、果たしてその判断は正しかったのか。試合後に公開された大会公式YouTubeチャンネルのハイライト映像が“正否”を物語っている。

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