インテルで出番なしの長友にまた試練 1月の移籍市場でレバークーゼンのイタリア人SB補強急浮上

アウシリオ強化責任者はバルセロナで直接視察

 もう一つの目的は、同じ右サイドバックの補強だとしている。レバークーゼンには、インテルのユース出身でイタリアの各クラブをレンタル移籍で渡り歩いた後にドイツ移籍を果たしたDFジュリオ・ドナーティが所属している。まだ25歳のドナーティは、バルセロナ戦ではブラジル代表FWネイマールとのマッチアップが予想される。そこでどれだけのプレーを見せられるかを視察し、今後1月もしくは来夏の移籍市場での獲得を検討する模様だと報じている。
 今季、第2節のカルピ戦で途中出場し、直後に失点に絡んでマンチーニ監督から名指しで批判を受けてしまった長友は、それ以来ピッチに立つチャンスを与えられていない。希望のインテル残留を果たした長友だが、冬の移籍市場で新たなライバルがやってくる可能性が高まっている。マンチーニ監督がサイドバックを補強ポイントとして様々にテストをしている間に、レギュラー奪取へアピールしたいところだ。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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