FW武藤の立場にも影響? ニューカッスルのベニテス監督、補強実現せずなら退団へ
リーグ17位に沈むなか、今冬にさらなる補強を熱望も首脳陣は財布の紐が堅く…
ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督がクラブから十分なサポートを受けていないことに不満を示しており、今冬に希望通りの補強が実現しなければシーズン終了後に退任する可能性が浮上している。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じた。
ここまでプレミアリーグ17位に沈み、残留争い真っ只中のニューカッスル。シーズン開幕前には日本代表FW武藤嘉紀やベネズエラ代表FWサロモン・ロンドンらを補強したが、ここまでは苦しい戦いが続いている。
ベニテス監督は今冬の移籍市場でさらなる補強を熱望。アジアカップ参戦中のイラン代表DFミラド・モハマディ(テレク・グロズヌイ)や、米MLS(メジャーリーグサッカー)アトランタ・ユナイテッドFCのパラグアイ代表MFミゲル・アルミロン、リヨンのU-21フランス代表MFマルタン・テリア、ユベントスのU-21イタリア代表MFモイーズ・キーンなどが指揮官の補強リストに名を連ねているという。
指揮官は最低でも2選手の加入を望んでいるというが、いまだ実現はしていない。財布の紐が堅い首脳陣に対してベニテス監督はフラストレーションを溜めているようで、もしも希望通りの補強が叶わなければ、契約延長オファーを拒否し、今夏にクラブを退団することになると伝えられている。
監督交代となれば日本代表FW武藤の立場にも影響が及ぶ可能性がある。マイク・アシュリー会長はベニテス監督の要望を聞き入れ、残り1週間あまりとなった移籍市場で動きを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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