「僕の願いはもっと長く残留すること」 レアルMFモドリッチ、“残留基本線”を強調
強豪セビージャ戦で勝利を決定づける追加点をマーク
レアル・マドリードは現地時間19日に行われたリーガ・エスパニョーラ第20節セビージャ戦で2-0と勝利し、貴重な勝ち点3を積み重ねた。終了間際に試合を決定づける追加点を奪ったのはクロアチア代表MFルカ・モドリッチだが、スペイン紙「マルカ」によると試合後のインタビューで自身の契約状況について触れ、“レアル残留希望”の意向を示したという。
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キックオフ前時点で勝ち点33で並ぶセビージャ相手ということもあり、上位戦線生き残りのためには負けられない一戦となったレアル。一進一退の攻防の均衡が破れたのは後半33分だった。左サイドからのパスをモドリッチがスルーしたところを、ブラジル代表MFカゼミーロが約25メートルの位置から躊躇なく右足を振り抜く。鮮やかな軌道がゴール右隅に突き刺さり、貴重な先制点をゲットした。
そのなかでモドリッチも後半17分にポスト右をかすめるシュートを放つなど奮闘していたが、アディショナルタイムに献身的なチェイシングで相手DFからボールを奪うとそのまま相手GKとの1対1を制し、今季2点目で試合を決定づけるゴールとなった。
「僕はとても幸せだし。良い試合ができたよ。僕らは自分自身とサポーターに喜びをもたらすため、こんな試合が必要だった」
このように語ったモドリッチ。2018年はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)とFIFAクラブワールドカップ(W杯)3連覇にロシアW杯MVP、そしてバロンドール獲得と輝きを放った1年だった一方、2018-19シーズン前半戦はコンディションが上がり切らなかった。それとともにインテルへの移籍が噂されるなかで、モドリッチ自身がこのように口を開いている。
「契約はあと1年半残しているけど、僕は落ち着いているよ。僕の願いとしてはもっと長い時間残留することだ。加入初日と同じような気持ちで幸せでいられている」
レアルでのプレーが基本線だと強調した。“白い巨人”の浮上のためには背番号10の八面六臂の活躍が必須だが、モドリッチの言葉を信じればその期待感は高まるだろう。