ロジャース政権余命10日!? 不振のリバプールが指揮官に最後通牒か

オーナーサイドの不興を買う

 一方で、後任候補として名前が挙がっていた前レアル・マドリード監督のカルロ・アンチェロッティ氏に関しては、すでにクラブ側が打診をしたものの断られたと報じている。解任を決断した場合の最有力候補は、ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップ前監督だとしている。イングランドの他メディアの報道では前向きではないとされているクロップ氏だが、プレミアリーグへの興味は示している。不振に苦しむ名門の後任として、アンフィールドのベンチに姿を現すことになるのだろうか。
 万が一、マージーサイド・ダービーでの敗戦が監督解任の引き金になるようなことがあれば、名門にとってはこれ以上ない屈辱となる。いずれにせよ、ロジャース監督にとっては、運命を分ける10日間が幕を開けたと言うことができそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング