ミランがブレイク中のジェノアFWピアテクに熱視線 50億円の完全移籍オファー準備か

ACミランがFWピアテクを獲得する可能性が浮上している【写真:Getty Images】
ACミランがFWピアテクを獲得する可能性が浮上している【写真:Getty Images】

イグアイン退団の可能性が高まり、代役として得点ランク2位のストライカーに白羽の矢

 アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの去就問題により、ストライカーの補強が必要になっているACミランが、今季セリエA初年度にしてブレイク中のポーランド代表FWクリシュトフ・ピアテク(ジェノア)を獲得する可能性が浮上している。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じた。

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 ミランはジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がイグアインについて「決断を下したものを翻意させるのは難しい」と話すなど、退団する可能性が高まっている。イグアインはもともとユベントスから1年間の期限付き移籍で加入している選手で、買い取りオプションの行使には3600万ユーロ(約44億6000万円)が必要。オプションは行使しない可能性も高いとされてきた。

 そうしたなかで、今季に母国ポーランドからジェノアにやってきたピアテクが獲得候補に浮上しているという。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ得点ランキング2位(13ゴール)につけるストライカーに対し、ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長は4000万ユーロ(約49億6000万円)の値段をつけたという。

 ただし、ミランにとって難しいのは、ジェノアが受け付けるのは完全移籍のオファーのみで、買い取り義務付きなどの付帯条件がつくか否かにかかわらず、期限付き移籍のオファーを受け入れるつもりはないという。

 少なくとも、今季のリーグ戦でゴールを量産しているという点で計算できるストライカーであるのは間違いない。イグアインの存在が宙に浮きつつあるなか、ミランはピアテクに完全移籍のオファーを投じることになるのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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