森保監督、GL最終戦のメンバー入れ替えを示唆 アジア杯では「できれば全員を使いたい」
オマーンに1-0勝利、2連勝で16強へ 17日の第3戦ではウズベキスタンと対戦
内容的には満足とは言えないながらも、森保一監督率いる日本代表が2連勝でアジアカップのグループリーグ突破を決めた。13日に行われた第2戦オマーン戦に1-0で勝利した試合直後のインタビューで、森保監督は「総力戦」という言葉を使って、17日の次戦ウズベキスタン戦に向けての意気込みを話した。
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初戦のトルクメニスタン戦では先制を許す展開となり、3-2で勝利したものの最後まで気を抜けなかった日本。この日はトルクメニスタン戦で2失点を喫した守備が集中力を取り戻し、前半28分にMF原口元気(ハノーファー)が自ら得たPKを決めて、90分間を無失点で乗り切って勝利した。
「選手たちが勝って突破を決めようということで、その気持ちを持ってハードワークしてくれた結果が伴って良かった」
規律を持って戦い切ったチームについて、森保監督はこう評価した。それと同時に触れたのは、決勝トーナメント進出を決めたうえでのウズベキスタン戦への臨み方だ。
「総力戦でこのアジアカップを戦っていくということで、できれば全員を使いたいという気持ちでいるし、選手もその気持ちだと思うので多くの選手を使いたい。次の試合に向けて最善の準備をしていきたい」
今回から出場24カ国となったアジアカップは、決勝トーナメントがラウンド16から始まり、決勝戦まで7試合を戦う日程となっている。厳しいスケジュールを乗り切るためにはバックアップメンバーの奮起に期待が集まるところだが、森保監督もその起用を示唆するようなコメントを残した。チーム力と選手層のアップをどこまで図れるか。アジアの頂点を目指すうえで、ウズベキスタン戦も大事な戦いとなる。
(FOOTBALL ZONE編集部)