ドルトムントFW、“ジョーカー”役に理解 「ベンチにいる時はハッピーじゃないけど…」

ドルトムントのFWパコ・アルカセル【写真:Getty Images】
ドルトムントのFWパコ・アルカセル【写真:Getty Images】

首位快走ドルトムントのFWアルカセル、今季12得点のうち途中出場で10得点を記録

 スペイン代表FWパコ・アルカセルは今季、バルセロナからドルトムントに期限付き移籍で加入すると、ここまでブンデスリーガ12試合で得点ランク首位タイの12ゴールと、驚異の得点率を示している。ブンデスリーガでフル出場したことがまだなく、途中出場が多い同選手だが、その役割には理解を示しているようだ。ドイツ紙「ビルト」が、アルカセルのインタビューを掲載している。

 アルカセルはここまでブンデスリーガ合計502分を戦い12得点を記録している。これは約42分に1点の割合でネットを揺らしているという驚異的な数字だ。しかも、12ゴールのうち、実に10得点は交代出場してから決めたものであり、その決定力の高さから“スーパージョーカー”として絶賛されている。

 アルカセルはバレンシア時代の2014-15シーズンと15-16シーズンに、リーガ・エスパニョーラで2シーズン連続二桁ゴールなどの活躍を見せた。これが評価され、16年夏にバルセロナに加入。しかし、バルサ加入1年目はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマール(現パリ・サンジェルマン)の「MSNトリオ」の牙城を崩せず、昨季もスアレスのバックアッパーにとどまっていた。

 そのアルカセルがここまで活躍するとは、獲得したドルトムント側も当初は予想していなかっただろう。しかし、チームの首位快走の要因に同選手の貢献があることは間違いない。クラブ側もそれを十分承知しており、早々に買い取りオプションの行使を決めた。

クラブから確かな信頼を提示されたアルカセルは、「BVB(ドルトムントの略称)に来てからようやく、自分自身が重要な存在だと再び感じるようになった」とコメント。抜群の決定力については「出番が巡ってきた時に、(途中出場だということは、)あまり考えすぎないようにしている。頭にあるのはたった一つ、『ゴールを挙げたい、それでチームを助けたい』。それだけだ。ここ数カ月はそれが完璧に機能しているね。これだけ簡単にゴールを決められることに、自分でもちょっと驚いているくらいだよ」と正直に語った。


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