「セスクには不幸になってほしくない」 チェルシー監督が“移籍すべき”と助言
モナコ移籍濃厚のセスク、サッリ監督が本音を語る
チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスは、元同僚であるティエリ・アンリ監督率いるフランス1部モナコへの移籍が濃厚となっている。セスクを高く評価するチェルシーのマウリツィオ・サッリ監督だが、「セスクのような重要な選手に不幸になってほしくない」と本音を語り、「移籍する必要がある」とアドバイスを送っている。英ラジオ「トークスポーツ」が報じた。
今季サッリ監督が就任したチェルシーでは、指揮官のナポリ時代からの愛弟子であるイタリア代表MFジョルジーニョが加入。セスクはアンカーポジションの2番手に甘んじていた。
そうしたなかで出場機会を求めてモナコへの移籍が確実となっているが、サッリ監督はセスクの立場を踏まえたうえで、移籍すべきだというアドバイスを送っていたという。
「私の意見では、彼は移籍する必要がある。このクラブのルールはよく知られているだろう。30歳を超えた選手とは通常1年ずつ契約を更新する。そこへ彼に2年契約のオファーが届いた。セスクのような非常に重要な選手に不幸になってほしくはない」
サッリ監督の言葉にもあるように、チェルシーでは30歳以上の選手と契約延長する際には、基本的に単年というのが通例となっている。しかし、31歳のセスクの元に届いたモナコからの2年契約は選手にとってより好条件のオファーだとして、移籍を容認する姿勢を示している。
また「もしセスクが移籍するというなら当然、代役が必要になるだろう」とも語っている。セスクの去就次第で、チェルシーはこの冬に新戦力獲得に動く可能性も高そうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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