レアルが“最強第2GK”の慰留に成功? コスタリカ代表GKナバスと契約を1年延長か

レアル・マドリードGKナバス【写真:Getty Images】
レアル・マドリードGKナバス【写真:Getty Images】

出場機会激減も、年俸100万ユーロの上乗せで契約を1年延長とスペインメディア報道

 今シーズン、レアル・マドリードはベルギー代表GKティボー・クルトワをチェルシーから獲得した。それに伴い、昨季までレギュラーだったコスタリカ代表GKケイラー・ナバスは第2GKに格下げされ、今季のリーグ戦出場は開幕2試合のみにとどまっている。ナバスは、より多くの出場機会を求め、レアルを退団する意思を示していたと報じられてきたが、スペイン放送局「ラ・セスタ」は、12月中にナバスがレアルとの契約を1年延長したと伝えている。 

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 レアルは出場機会が激減したナバスに対し、100万ユーロ(約1億2300万円)を上乗せした年俸500万ユーロ(約6億1500万円)で契約を1年延長するように求めたという。仮にナバスが契約を延長していれば、この冬の移籍市場でマドリードを離れることはなさそうだ。

 シーズン序盤はクルトワと併用されてきたナバスだったが、2018-19シーズン開幕から数カ月が経ち、バックアップに甘んじるようになっている。レアルにとっては、クルトワという世界屈指の守護神を正GKに置き、その控えに他のビッグクラブでも十分に正GKを務められる実力を有するナバスを保有していることは、大きなメリットだ。

 しかし、スペイン紙「AS」は、仮に21年までの契約を結んでいたとしても、2018-19シーズン終了後、夏の移籍市場でナバスがレアルを退団する可能性があると指摘する。同紙は、「サンティアゴ・ソラーリ監督にとって、あくまでもクルトワがファーストチョイスのGKであり、コパ・デル・レイのみの出場はコスタリカ代表GKには十分ではない。状況が変わらなければ、夏の移籍市場で新天地を求めることになるだろう」と、UEFAチャンピオンズリーグの3連覇に大きく貢献したGKの未来を報じている。

 移籍先の最有力候補に挙げられていたアーセナルは、ウナイ・エメリ監督が今月中のナバス獲得の可能性を否定。それでもプレミアリーグの複数クラブが、彼の獲得に興味を示している。そのため、クルトワの控えに甘んじている限りは、移籍市場の到来とともに、ナバスの周囲は騒がしくなりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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