「2018年アジアMVP投票」を海外メディア実施 2位から5位に日本人2選手がランクイン

フランクフルトの元日本代表MF長谷部【写真:Getty Images】
フランクフルトの元日本代表MF長谷部【写真:Getty Images】

アジアカップのメンバー外となったMF長谷部誠とFW鈴木優磨がランクイン

 アジア王者を争うアジアカップが1月5日に開幕する。4年に一度の祭典を前に、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は「アジア最高のサッカー選手2018」と題して、アジアで最も優れたサッカー選手の投票を行い、ランキング化。5位から2位までが発表されたなかで、日本人からは元日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)とFW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)が選ばれている。

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 アジア各地からの投票によって決まる2018年のアジア最高のサッカー選手。記事では、1位の選手は圧倒的な得票数だったと記されるにとどまり、具体的な選手の名前は出ていない。その一方で、2位争いは最後まで分からない熾烈なものだったという。

鹿島アントラーズFW鈴木【写真:Getty Images】
鹿島アントラーズFW鈴木【写真:Getty Images】

 5位に入ったのは、カタールのアル・サッドでプレーするアルジェリア代表FWバグダッド・ブネジャ。そして4位には、鹿島でプレーする鈴木が入った。22歳のストライカーは昨季、鹿島の主力としてプレーし、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ではチームの初優勝に大きく貢献。チームメートのブラジル人FWセルジーニョとのコンビで多くのゴールを生み出し、大会の最優秀選手にも選ばれている。記事内でも「鹿島で大きな役割を果たした」と評価しており、「これ以上の結果を2019年に残せない理由はない」とさらなる躍進を期待している。

 また「ほぼ完璧な年」を送ったと評されたのが、イラン代表GKアリレザ・ベイランバンド。ACLでの活躍やロシア・ワールドカップ(W杯)での好守が評価され、3位にランクインしている。

 そして、多くのライバルたちを差し置いて2位に入ったのが、ロシアW杯で代表引退を決断した日本の長谷部だ。「アジアサッカー史の中で、最も経験豊富な選手の一人」と表現された長谷部は、18年に決して多くの得点やタイトルを獲得したわけではない。ただ、「フランクフルトで、これほど長期にわたって影響力を及ぼしてきた選手はほとんどいない」と言及されているように、歴史あるドイツのクラブで中心選手としてコンスタントにプレーしてきた。また、日本代表としても、ロシアW杯ではチームのベスト16進出に大きく貢献している。そうした功績を踏まえつつ、「日本代表は1月のアジアカップに挑むなかで彼の不在を感じるだろう」としており、長谷部の存在感の大きさを表現している。

 鈴木と長谷部という新旧の日本人コンビがランクインした今回のランキング。長谷部に大差をつけて1位となったのは、どの選手か。そして、2019年版は誰が輝くのだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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