「5分で400ゴールかな」 名将クロップ、古巣ドルトムントの覚醒アルカセルを大絶賛
得点ランク首位の12ゴールを荒稼ぎするアルカセルを称賛「まったくとんでもない」
プレミアリーグ首位を走るリバプールのユルゲン・クロップ監督が、古巣ドルトムントについて言及。ドイツ紙「ビルト」のインタビューで、スペイン代表FWパコ・アルカセルの得点力に感嘆し、教え子であるドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの復活にも喜びの言葉を口にした。
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今季バルセロナからドルトムントへ加入したアルカセルは、ここまでリーグ戦12試合に出場。90分フル出場の試合がないながらも12得点を挙げ、フランクフルトのセルビア代表FWルカ・ヨビッチと並んで得点ランキング首位につけている。
ブンデスリーガ出場合計502分で12ゴールのアルカセルについて、クロップ監督は「彼のフィニッシュのクオリティーはよく知られていた。それでも、こんなにゴールを量産するとはまったくとんでもないね」と称賛。「ここまで何点決めているんだい? 5分で400ゴールかな」とジョークを交えてその驚異的な得点力に“脱帽”した。
またクロップ監督にとっては、愛弟子のゲッツェが出場機会を増やし、輝きを取り戻しつつあることも喜びのようだ。26歳の背番号10は今季リーグ開幕から6戦連続で出場がなかったものの(1試合は体調不良)、第7節のアウクスブルク戦(4-3)で1ゴールを挙げると、徐々に出場時間が増え、現地時間12月21日の第17節ボルシアMG戦(2-1)では2アシストをマーク。チームの勝ち点3獲得に貢献した。
クロップ監督は「ずっと戦いだったね。彼(ゲッツェ)は逆風と戦わなくてはならなかった。何週間か前、彼がホームで点を取った時は、スタジアムが爆発しそうなくらい盛り上がったね。あれは特に嬉しかった」と言及。イングランドから教え子を見守ってきたことを明かし、その復活劇を称えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)