トットナムがウルブスに痛恨の逆転負け ポチェッティーノ監督「我々は機械ではない」
後半のシュート数をゼロに抑えられるなど、指揮官は戦い方を反省
トットナムは現地時間29日、プレミアリーグ第20節でウォルバーハンプトンとホームで対戦した。前半22分にイングランド代表FWハリー・ケインのゴールで先制し、ハーフタイムを迎えたが、後半にまさかの3連続失点。1-3で敗れ、リーグ戦の連勝は「5」でストップした。この痛恨の敗戦を受けて、試合後にマウリシオ・ポチェッティーノ監督が「私たちは機械ではない」と悔やんだと、英公共放送「BBC」が報じている。
前節の勝利で2位に浮上したトットナムだったが、ウォルバーハンプトン戦では後半27分にDFウィリー・ボリーに同点ゴールを決められると、終盤さらに2点を決められてしまう。この日、首位のリバプールがアーセナルに5-1と快勝したこともあり、この敗戦で勝ち点差を「9」に広げられた。
痛恨の逆転負けを喫した試合後、ポチェッティーノ監督は「この数週間、私たちは非常に良い結果を得ることができていた。そのレベルを保つのは、簡単なことではない。後半、もう少しプレーをしようとしたが、私たちはダイレクトに戦い過ぎた」と、前々節でエバートンに6-2、前節でボーンマスに5-0と大勝したことを振り返りつつ、シュートを1本も打てなかった後半の戦いぶりを反省した。
さらにポチェッティーノ監督は、「私たちは機械ではないんだ」と、1ゴールに終わった試合を振り返りつつ、後半の戦いぶりを悔やんだ。
「後半、ボールを保持することができなかった。あまりにもロングボールが多くなって消耗してしまった。プレーの選択を間違っていたと思う」。
この敗戦により、30日にサウサンプトンと対戦するマンチェスター・シティに、2位に返り咲くチャンスが出てきた。ポチェッティーノ監督の率いるトットナムは、これまでプレミアリーグに昇格したクラブとの初戦は25勝2分と無敗を誇っていたが、その無敗記録もストップ。タイトル争いに踏みとどまるためにも、次節(現地時間1月1日)アウェーでのカーディフ戦は勝利が求められる。