バルサ、“欧州最高の若手”争奪戦から撤退か バイエルン、ユベントス、PSGのチャンス拡大
アヤックスのオランダ代表19歳DFデ・リフトに欧州トップクラブが熱視線
欧州のトップクラブが獲得を狙っているオランダ代表の19歳DFマタイス・デ・リフト(アヤックス)だが、関心を寄せているクラブの一つであるバルセロナが争奪戦から撤退したようだ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」の内容を欧州各メディアが伝えている。
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アヤックスでプレーするデ・リフトは先日、2018年の「ゴールデンボーイ」賞を受賞。これはイタリア紙「トゥットスポルト」が2003年から主催しているもので、欧州で最も活躍した21歳以下の選手に贈られる。いわば“欧州最高の若手”という称号を得たデ・リフトだが、そんな逸材を巡ってバルセロナのほか、バイエルン、パリ・サンジェルマン(PSG)、ユベントスなどが獲得に興味を示していた。早ければ今冬、あるいは来夏の移籍が噂されており、水面下で熾烈な争奪戦の様相を呈している。
そんななか、デ・リフトをリストアップしていたバルセロナが競争から手を引いた様子だ。理由は代理人のミノ・ライオラ氏にあるという。
クライアントに元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(LAギャラクシー)やフランス代表MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)など、大物選手を擁する敏腕代理人ライオラ氏だが、その強引な手法は時に悪評の対象となっている。同氏はデ・リフトの移籍話において、競技面よりも金銭面に注目。「最高額の給与」を提示したクラブに同選手を移籍させようとしている模様だ。
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