ショーに続き、バルサMFラフィーニャも … CL初戦で若き才能が重傷に倒れる

ローマMFナインゴランの危険なタックルで負傷交代

  バルセロナのブラジル代表MFラフィーニャが16日のUEFAチャンピオンズリーグ1次リーグ初戦のローマ戦で、後半17分にベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの背後からのスライディングタックルを右足に受け、そのまま負傷交代した。
  22歳の若武者はうずくまったまま起き上がることができなかった。バルサのキャプテン、アンドレス・イニエスタはすぐさまメディカルスタッフをピッチに入れるようベンチに指示。ラフィーニャはストレッチャーに乗せられ、ピッチを後にした。
 負傷の程度はまだ明かされていないが、バルセロナのルイス・エンリケ監督は試合後、テレビ局「beIN Sports」のインタビューで、「ひどい負傷だ。悪いニュースとなってしまった。検査は明日(17日)受けるが、いい結果が出るとは思えない」と長期離脱となることを示唆。「負傷は、試合にも選手の精神面にも大きく影響した」と続けた。チームの士気にも大きな影響をもたらし、昨季のCL王者はドロー発進となった。
 15日にはCL1次リーグ初戦でマンチェスター・ユナイテッドに20歳のイングランド代表DFルーク・ショーが、PSVのDFエクトル・モレノのスライディングタックルによって、右足を骨折する重傷を負っていた。若い逸材が相次いで重傷を負う痛ましいCL開幕戦となっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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