「同じ問題は…」 チェルシー監督、魂の“マンツーマンミーティング”実施の理由とは?
レスターに敗れ、直近6試合は3勝3敗と失速 「私は全てのチームと競いたい」
チェルシーはプレミアリーグ第18節でレスター・シティにまさかの敗北を喫し、首位リバプールとの勝ち点差11に広がり、優勝争いから一歩後退した。指揮官のマウリツィオ・サッリ監督はこの敗戦の後、同じ過ちは繰り返すまいと選手たちとの特別マンツーマンミーティングを行うという。英紙「デイリー・メール」が報じた。
プレミアリーグでは開幕から12試合負け無しを続け、リバプール、マンチェスター・シティとデッドヒートを繰り広げていたチェルシー。しかし、直近の6試合は3勝3敗とやや勢いに陰りが見られている。22日に行われた前節はレスターに0-1で敗戦。シーズンは間もなく折り返し地点だが、これ以上の躓きは許されないとサッリ監督は危機感を募らせている。
11月のトットナム戦(1-3)に敗れた後には計2時間にも及ぶ選手との個人ミーティングでチーム戦術について確認を行ったというイタリア人指揮官は、このレスター戦についても徹底的に検証を行うつもりのようだ。
「私たちは試合のビデオを用意する。それぞれのミスについてまとめた選手個別のビデオも用意するよ。まずはグループで話したい。それから3人か4人、5人の選手と話す。この先、同じ問題が起こるのは避けなければいけないんだ。レスター戦について、私はあるアイデアがある。それらを確認したいんだ」
同じミスは許さないという指揮官の意地が見える。今季は王者シティに勝利する一方で、昇格組ウォルバーハンプトンに足元を救われるなど、詰めの甘さが残るだけに後半戦に向けてさらなるブラッシュアップを目指しているようだ。
「私は全てのチームと競いたい。そして我々にはそれができる。次の試合(対ワトフォード)も同じだ。12月に入った。誰もが知っているように、フットボールは日に日に変わっている」
優勝争いを諦めないサッリ・チェルシーは首位と11ポイント差という状況から再び浮上することができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)