そして、今後については以下のように語っている。
「ユウトのもう一人の代理人であるロベルト佃氏を交えて、将来に向けての決定をしていくことになるだろう。インテルとの契約を延長するのか、1月に他のクラブからのオファーを聞くのか、あるいはシーズン終了後の契約満了と同時にフリーになるかだ」
　今季のリーグ戦では、第2節のカルピ戦で途中出場しながら、ボールウォッチャーとなって失点に絡む痛恨のスタートになった長友。日本代表FW本田圭佑との共演が期待された、13日のACミランとのミラノダービーでもベンチ入りはしたものの、出場機会がなかった。スタメン出場した左サイドバックのファン・ジェズスが負傷したタイミングで、今季新加入のアレックス・テレスに声が掛かるなど、長友を取り巻く状況には厳しさが増している。
　それでも、青黒のユニフォームとミラノの街への愛情を胸にインテルの「55番」を背負い続けることを決めた長友。チャンスを待ち、懸命なアピールを続けていくはずだ。