「レスターを愛している」岡崎慎司、英紙で去就問題に言及 「欧州で新しい挑戦を…」
地元紙で複雑な胸中を吐露 「残留か移籍かは分からないけど…」
日本代表FW岡崎慎司は所属するレスター・シティとの契約が今季限りで満了となり、1月には他クラブと自由に事前交渉が可能となる。去就に注目が集まるなかで、岡崎は地元メディアに「ヨーロッパで新しい挑戦をしたい」と移籍の可能性も示唆した。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。
ドイツのシュツットガルト、マインツでのプレーを経て、2015年にレスターに加入した岡崎。プレミアリーグ挑戦1年目にクラブ史上初の優勝という快挙に貢献し、イングランドでの生活は4年目を迎えた。契約は19年夏までで、1月の移籍市場では契約期間が残り半年となるため、他クラブと自由に移籍交渉することも可能となる。
去就問題について質問を受けた岡崎は、レスターは「家族」と愛着を語ったうえで、クラブを去るという選択肢があることも明かしている。
「(去就は)分からない。まだ多くは話せないけど、このクラブのことを愛している。家族です。このチームは変化している。クラブとしても変化し、今までとは違うチャレンジをしている。それは自分も同じ。レスターを家族のように愛しているからこそ自分も変わりたいと思っているし、ヨーロッパで新しい挑戦をしたい」
また、岡崎は「(レスターに)残留か移籍かは分からない。でもヨーロッパには残りたい」と話しており、仮にレスターから出ることになっても欧州のリーグでのプレー続行を希望した。「もう一度ワールドカップにも出たい」と日本代表復帰への野望も強く持っている。
今季序盤はベンチから出場機会をうかがうことの多かった岡崎だが、徐々に出番も増え始めている。不屈の闘志を持つストライカーは、慣れ親しんだレスターでの挑戦を続けるのか、それとも新天地を求めるのか――。今後の動きに注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)