仏代表OB、バルサ“問題児”放出論に異議 「私ならネイマールとデンベレの交換はしない」
デンベレと交流のある同胞ピレス氏が秘めたる才能を称賛する
バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレは、練習への遅刻など素行不良の問題が表面化しており、最近は将来を疑問視されている。ただ、アーセナルのレジェンドである元フランス代表MFロベール・ピレス氏は、最近よく噂に上がるパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールを獲得するより、デンベレを守ることのほうが良いと考えていると、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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現在21歳のデンベレは、昨夏にドルトムントからバルセロナへ移籍。同時期にPSGへサッカー史上最高額となる移籍金2億2200万ユーロ(約285億円)で移籍したネイマールを補完する存在として、名門の扉を開けることになった。しかし、初年度は負傷の影響もあってリーグ戦12試合の出場にとどまると、遅刻癖や態度の悪さが表面化し、クラブは問題児の扱いに大いに頭を悩ましていると言われている。
それでも、今季はコンスタントに試合出場を重ね、最近ではリーガ・エスパニョーラ第15節のエスパニョール戦(4-0)やUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節トットナム戦(1-1)でもゴールを奪うなど、期待された才能の片鱗を見せつけている。
そんなデンベレに対し、同国代表のレジェンドでもあるピレス氏は、ネイマールと再契約するために面倒な存在になっているデンベレを放出するのならば、それは賢明な措置ではないという見解を示した。
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