オランダが欧州選手権予選敗退の危機 キャスティング・ボートはチェコの手に
トルコとの直接対決に敗れてA組4位に転落
欧州屈指の強豪国であるオランダが、来年の欧州選手権への出場が厳しい状況に追い込まれた。6日(日本時間7日)のトルコ戦で、0-3で敗戦。グループAの4位に転落した。
試合開始前の時点で、オランダの勝ち点は10でグループ3位。本戦へストレートインできる2位以内の可能性はほぼ消滅していたため、プレーオフ進出の3位を確保するためにも勝ち点9の4位で追うトルコとは剣が峰の一戦になっていた。
しかし、試合が始まると、ホームのトルコが優勢にゲームを進める。前半8分にオウズハン・エジャクップ(ベシクタシュ)の代表初ゴー ルで先制すると、26分には来年1月にバルセロナへの加入が決まっているアルダ・トゥランが追加点。2-0とリードで前半を折り返した。
後がないオランダは、主将のロビン・ファン・ペルシー(フェネルバフチェ)や、ウェスレイ・スナイデル(ガラタサライ)、メンフィス・デパイといった攻撃陣を中心にトルコゴールを目指したが、ゴールは遠く、ネットを揺らすことができない。結局、終了間際の後半41分にカウンターからブラク・ユルマズ(ガラタサライ)に追加点を許し、トルコが3-0で勝利。グループ内の順位が入れ替わった。
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