栄光を知るユナイテッドOB、ポグバ&ルカクの現状に苦言 「ビッグネームかは関係ない」
インス氏はモウリーニョのせいにできないと語り、ポグバも「何も残していない」と酷評
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督とフランス代表MFポール・ポグバは、確執が深刻化している。かつてユナイテッドで活躍した元イングランド代表MFポール・インス氏は、歯に衣着せぬ物言いでポグバに苦言を呈した。米衛星放送「FOXスポーツ」が報じている。
現地時間5日のリーグ第15節アーセナル戦は2-2の引き分け。リーグ戦は3試合連続ドローと調子が上がらないうえ、前節のサウサンプトン戦(2-2)で低調な出来だったポグバがベンチスタートとなり、またしても衝突かと囁かれている。
かつて1989年から6年間所属し、リーグ優勝とFAカップ優勝2回、リーグカップ制覇1回を経験したクラブOBのインス氏は、「ポグバはワールドクラスの選手にならなければならないが、彼は平均的に見えるね」とポグバを酷評した。
「もし彼がピッチに立ったとして、ボールを失うことにつながる愚かな小さなフリックやトリックをしようと思っているならば、彼はバカだ。ジョゼ・モウリーニョにいくつかのことを責めることはできるけど、全てを彼のせいにはできない。ポグバは彼自身を助けることもできないし、酷くなるばかりだ。ビッグネームかは関係ない。ユナイテッドでは誰もが名前をあまりに大きく感じることはないし、少なくともそうなるべきではないんだよ」
ユナイテッドは8日の第16節フルハム戦に4-1で勝利したが、ベンチスタートになったポグバに出番は巡ってこなかった。
また、インス氏は今季リーグ戦15試合6得点となかなか調子が上がらないベルギー代表FWロメル・ルカクに対しても、「ルカクはなかなかゴールを決められていない。ゴールを決めていない時に何を良いと言えるんだい? 彼はテーブルに何も残していないよ」と厳しい言葉を残している。
ユナイテッドOBとして、上位陣と勝ち点差が離れた6位という現状に苛立ちを覚えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)