レスターのヘリコプター墜落事故、機体の“損傷”が原因と英公共放送が報道
航空事故調査局が調査を進め、テールローターと操縦席のペダルの連結部に損傷が発覚
FW岡崎慎司が所属するレスターのヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ会長ら5人が亡くなったヘリコプター墜落事故について、航空事故調査局(AAIB)の調べで機体の故障が原因だったことが分かった。現地時間6日、英公共放送「BBC」が報じた。
事故が起きたのは今年10月27日、プレミアリーグ第10節のウェストハム戦(1-1)終了後だった。レスターの本拠地キングパワー・スタジアムからスリヴァッダナプラバ会長を乗せたヘリコプターが離陸したが、直後に付近の駐車場に墜落。搭乗者5人全員が亡くなった。
事故についてAAIBは調査を進め、墜落の原因と思われる事実が発覚した。それによると、テールローター(機体尾部に取り付けられた回転翼)と操縦席のペダルの連結部分に損傷があったという。事故の映像では、墜落の直前に機体が制御を失い回転しながら落下してることが確認されているが、この故障が影響していたようだ。
AAIBは今後、ローターとペダル連結部分の故障について最優先で調べを進めていくことになるという。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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