偉大なる「サー」に並んだルーニー  栄光の代表49得点の内訳とは

欧州選手権予選サンマリノ戦で先制PKで本大会出場権も獲得

  イングランド代表FWウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)が5日の欧州選手権予選サンマリノ戦にゴールを決めた。代表通算49得点と伸ばし、サー・ボビー・チャールトンの持つイングランド代表最多得点記録に並んだ。
 ルーニーは前半13分に金字塔をPKで打ち立てた。先制点を正確に沈めるとこれがゴールラッシュの幕開けとなった。イングランドは6-0で順当な勝利を飾った。そして、来年フランスで行われる欧州選手権本戦出場を決めた。
 スカイ・スポーツではマンチェスター・ユナイテッドの伝説的ストライカーと並ぶに至ったエースの49得点の内訳を紹介している。PKが5本。FKが2本。ペナルティボックス内のショートが41本で、エリア外からのシュートが8本。左足が5本、ヘディングが11本、右足が33本となっている。21得点を本拠地で、21得点を敵地で、7得点を中立地で挙げている。
 この日PKを決めたルーニーは2003年2月12日にA代表初招集を受けた。12年以上もスリーライオンズの一員として活躍しているが、名手デイビッド・ベッカムが長らくPKキッカーを務めるなどの影響で、PKによるゴールは5点と意外に少ない数字になっている。シュートの41本がエリア内から生まれたもので、ボックス内での勝負強さは圧倒的。ゴールの6割以上は利き足の右足で決めている。

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