知将も認める希少性 143億円の価値を持つ“ガラスの天才”MFに新たな負傷発覚
ウェストハムの元英代表ウィルシャー、足首負傷でメンバー外に
ウェストハムの元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーは現地時間4日に行われたカーディフ戦(3-1)を欠場した。これまで怪我に泣かされてきた司令塔の足首に新たな負傷が見つかったと英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
今夏にアーセナルから完全移籍でウェストハムに加入したウィルシャーは開幕から4試合連続でスタメン出場。しかし、第5節のエバートン戦以降は足首の負傷によって欠場が続いた。12月1日の第14節ニューカッスル戦(3-0)の終盤戦に途中出場して戦線復帰したが、直近の第15節カーディフ戦は再びメンバー外となった。
ウェストハムのマヌエル・ペジェグリーニ監督によれば「ジャックは足首に軽い痛みを抱えている」という。「以前に負ったものではない」と新たな箇所の負傷であることを認めている。
ペジェグリーニ監督はこのカーディフ戦が行われる前、英紙「ザ・サン」に対し「ウィルシャーほどのクオリティーを持つ選手に1億ポンド(約143億円)や9000万ポンド(約129億円)、7000万ポンド(約100億円)という価値があるかって? 素晴らしいクリエイティブMFは非常に高価だ」と語った。指揮官はウィルシャーが1億ポンドの価値がある希少な選手だと称賛し、大きな期待を寄せていた。
重症ではないようだが、これまで度重なる負傷に悩まされてきた“ガラスの天才”の苦悩は続いている。アーセナルを離れて新たな道に進んだレフティーは、完全復活を遂げることができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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