堂安が現地紙「週間ベスト11」に選出 4点に絡む大活躍に称賛「ベストゲームの一つ」
マヒの先制弾演出&同点弾マークなど5-2の大勝を牽引「ファンタスティックな堂安」
フローニンゲンの日本代表MF堂安律は現地時間2日、エールディビジ第14節のNAC戦(5-2)で同点ゴールを含めて計4得点に絡む大活躍を披露した。オランダメディアは今をときめく20歳のレフティーを今節のベストイレブンに選出し、「ベストゲームの一つ」と高評価を与えた。
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前半6分、堂安が右サイドでボールを持ち運び、逆サイドへアーリークロス。ピンポイントの浮き球をモロッコ代表FWミムン・マヒがダイレクトボレーで蹴り込み、フローニンゲンが幸先良く先手を取った。
その後、2ゴールを許して1点ビハインドとなった後半13分、再び見せ場を作ったのも堂安だった。右サイドからのクロスでゴール前が混戦となるも、いち早く詰めて今季4点目となる同点ゴールをゲット。堂安は後半31分にMFデヨファイシオ・ゼーファイクの勝ち越しゴールの起点となり、その9分後にも絶妙な浮き球のパスでマヒのゴールシーンを演出した。
オランダ紙「ELF Voetbal」は、第14節の“トッププレーヤー”の一人に堂安を演出。「数百人の日本人ファンが見守るなか、リツ・ドウアンはフローニンゲンでベストゲームの一つを披露した。アジアのドリブラーの個人技がNAC戦の成功の鍵だった。マヒが2得点を挙げたが、ファンタスティックなドウアンのおかげで5-2と勝利したのは間違いない」と絶賛した。また、オランダ紙「AD」も「今週のベストイレブン」に選出している。
海外挑戦1年目でいきなり9得点4アシストをマークし、今季もここまで全14試合に出場して4得点2アシスト。「Ristu Doan」の名はオランダの枠を飛び出し、欧州全体に轟き始めている。
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